。。☆゚ ゜しおんえつこのスピリチュアリティ勉強中ブログ~セルフヒーリングで心キラキラになりませんか~゜゜☆。。


デパートやネットショップで売っているニットの手編みの作品のお値段が安いのはなぜかというと、日本とは貨幣価値の違う国の女性にフェアトレードでなく企業が編ませているからです。

このことについては、ニュース番組かなにかのテレビ番組で特集があって、それで私は知りました。

日本円で300円あれば、家族5人が一ヶ月生活していけるような国の女性たちに、日本の企業が編み物を教えて、日本人からすればとても安いなんてものじゃないくらいの安い賃金で女性たちにフェアトレードでなくセーターや帽子などを編ませて、とてもとても安い価格で日本に仕入れてきて、日本人の手に入れやすい価格で販売して、企業は儲けているのです。


フェアトレードとは
http://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/000011.html?gclid=CNDxl6bIlbICFRBJpgodaVYAGw


毛糸は糸の太さと1玉のメートル数と材質によってお値段が違いますが、海外の毛糸や日本のメーカーの毛糸(生産工場が中国にあってメイド・イン・チャイナになっていたりしますが)は野呂糸など高級毛糸を別として、

単色の毛糸でも冬糸は1玉¥400~¥980くらいです。夏糸で細い毛糸で単色のものは1玉¥270~です。
段染めといって色がグラデーションになっている国内メーカーの毛糸や毛糸産出国の毛糸は、野呂糸など高級毛糸は別として、冬糸も夏糸も1玉¥680~¥980くらいです。

たとえば、アクリル100%極太毛糸はたしか1玉380円くらいですが、ウール(羊の毛)、アルパカ(アルパカの毛)の毛糸や、毛ではなくても糸の素材自体が材料費が高いものになると毛糸玉はお値段が高くなるのは当たり前なのです。

ウール(羊の毛)やアルパカなどの動物の毛の場合は、羊やアルパカ1頭の毛をある程度の長さまでもこもこになるほど生えさせ、それを刈って取った毛を紡いで毛糸にしているんです。

1頭から取れる毛の量はさほどの量ではありません。

毛糸にする羊を飼っている地域(たいていは海外だと思います)の牧場で育てている羊やアルパカの頭数の毛を刈って毛糸を生産しているのですから、羊やアルパカを飼育してエサを食べさせ、厩舎の糞尿を掃除し、厩舎に干草を敷き詰める管理、つまり飼育するのに人が労働していて人件費もかかります。

その上で、毛から毛糸を紡いだり染料で染めたりして(これらが手作業の高級毛糸もあります)、外国が航空便や船便で輸出する(つまり日本企業が輸入)したり、毛糸生産国の企業に依頼して日本の企業が海外の編み手職員がいる地域に毛糸を直接送付してもらったりして、さらに手芸店で売ってもらうのに委託販売の手数料とかなにか他にも手芸店企業へのお金の支払いなどもあるはずです。

こういうことをちゃんと考えておられますか?

私も「毛糸は高い」と言います、「お財布からいくら出て行くか」の視点で見れば高いと思います。

ですがこれらのことを考えたら

「それくらいのお値段はするだろう。これでもわりとお安くしているんだろうな」

と思います。

そして、着るものを編む場合、サイズによりますが、大人サイズもS・M・Lくらいのサイズなら毛糸は15玉前後くらいは必要なのです。

サイズが大きければ大きいほど、使う毛糸の玉数は増えます。
複雑な模様編みをすればするほど、その分、毛糸の玉数が多いです。

ある程度の規模の企業の場合、問屋から安い価格で毛糸を大量に仕入れることができるので1玉を安い価格で購入できますが、問屋は個人には販売しませんので、個人で毛糸を買う場合は手芸店で買うしかありません。

そして、日本人もしくは日本在住の外国人が、売って利益を得るのを目的に労働として編むなら、最低労働賃金くらいはみんな欲しいので、1時間あたり¥800くらいはいただかないと利益が得られません。(糸代は別)

この¥800の中には湿布薬を買うお金も入っています。編み物はとても肩が痛くなる労働なのです。できればシップ代や痛み止めの塗り薬や飲み代を時給に込みにして、最低でも時給¥1,000にしてほしいくらいです。
(編み物の内職は小銭程度のお金にしかならないくらいです)

それに、手編みは単純作業の繰り返しで誰でも手編みができるように思うだろうと思いますが、性格的に編み物に向いていない人は手編みも機械編みもできませんし、編み物を勉強しても素敵なニットデザインができる人とできない人がいるし、手編みを学んで練習して編み続けても、手編みの高い技術を習得できる人とできない人がいるので、手編みは特殊作業・特殊技術でもあるんです。

つまり、高い時給やデザイン料や品物代をいただいてもいい労働である手づくり作品なのです。

そして、ひとつの作品を編むのに、作品によりますが、着るものやポーチなどの小物でも、デザインや糸によっては20時間~30時間くらい、もしくはもっとかかったりするのです。
糸が細ければ細いほど、複雑な模様編みであればあるほど、編むのに時間がかかります。

ヤフーオークションなどで手編みのドイリーや帽子やマフラーなどが¥100~で出品されていたりしますが、出品者は毛糸代も編み賃もいただいていないんです。

個人の糸代ももらわないようなヤフオク出品者のおかげで、国産手編みがとても安いものだと誤解されているんじゃないかと私は危惧していますので、きちんと糸代とある程度の編み賃をいただくような価格で出品していただきたいものです。

編み物をしていると、「編んでほしい~」って言う人いますが、そういう人は材料費だけで編んでもらえるものと思っていて、編み賃を支払う意志がなく、下手すると糸代も支払わなくていいと思っている図々しい人もいます。

日本では手編みというと、おばあちゃんやお母さんが、糸代も出してくれて無償の愛で編んでくれるものだというイメージのようなので、そう思っている人が多いのですが、編み物はハッキリ言って労働です。


プレゼントで編むならいいのですが、依頼があって編むのなら、編み手さんは納得のいく編み賃金と糸代をきちんといただくようにされたほうがいいと思います。商売として編むのもそれ相応の最低賃金はいただく編み賃金はいただいたほうが良いと思います。

国産手編みはびっくりするほどお値段が高くなるものですが、材料費もそれ相応の金額を支払っていますし、手編みは手間がかかっているし、それだけの価値がちゃんとありますから、『お財布からいくら出て行くか』だけで考えないようにされるといいと思います。

ニットにかぎらず、ハンドメイドの作品の場合は、特に一流の職人さんの作品になればなるほど、高い技術で作られていますし、ハンドメイドは手間がかかっているので、1つの作品を作るのにそれ相応、時間もかかっていて、その時間を作り手は労働しています。

作り手も生活していかなくてはならないわけですから、生活していけるだけの最低労働賃金は必要とします。

それから、ニットの場合、機械で編んだような精巧な編地にすることは難しく、また、機械で編んだように精巧に編むと手編みならではの良さがなくなります。

いちおう、私は編み賃はどれだけ手間がかかったかなどを考慮した上で、今のところ時給¥800~¥1600くらいまでの中で計算していますが、セーターなどの時間がかかりすぎるものについては、最低労働賃金で計算すると価格が高くなりすぎますし、さほど高い技術がまだないから、そこらへんは考慮した納得できる編み賃をいただくことにしています。

もし、ニットの手編み作品を安い価格で手に入れたいなら、ご自分で編まれることです。

ただし、自分ひとりで本を見ただけでは編めなくて、お母さまやお祖母さまやお友達で編み物ができる方がいなくて教えていただけない場合、手芸店などの有料の編み物講習会に何度か参加することになるので、講習会代も必要になってきます。

私が通っている手芸店の編み物講習会は、1回2時間で1500円+消費税です。


大人サイズでS、M、Lサイズなら毛糸玉は15玉前後必要ですから、

¥980×15玉=¥14,700

これくらいは材料費だけで支払うことになります。

その上で、編み手に編み手として生計を立てていけるだけの正当な労働賃金やオリジナルデザインならニットデザイン料を支払う必要があります。

もし、その正当な編み賃が1時間1000円だとして、セーター1枚編むのにはサイズによりますが30時間前後かかるとしたら、

1000円×30時間=30,000円

時給1000円でも30時間かかれば30,000円を材料費に上乗せすることになります。

編み手やニットデザイナーが人気があれば芸能人と同じですから編み手自身がブランドとなり、ニットデザインしてもらったり編んでもらう労働賃金はその分高くなります。

ニットのハンドメイド品を個人で作っていらっしゃる方のハンドメイド品の価格が何万もするのは、当たり前のことだとわかっていただければと思います。

ハンドメイド品の価格が高いと思うなら、自分でなにか作品を手づくりしてみればどれだけ手間と時間のかかるエネルギーも使う作業なのかがわかります。

ハンドメイド品にはそれだけの時間と手間がかかる、体力や集中力や精神力が要り、そしてエネルギーを割いて、目も疲れるし肩もすごくこる大変な作業であり、愛の心を込めて作っているものであり、また価値のある品物であるのかを、ご自分で手づくり作品を作って体感してみられるといいと思います。

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2012.09.02 / Top↑